テーマ:追憶

和式トイレが使えない

今日は指定難病の「特定医療費受給者証」の更新申請手続きをした。 市役所で、 ・住民票 ・平成30年度市町村民税(非)課税証明書 を受け取り、 保健所に行く前にトイレへ 和式トイレしか空いてなくて、 入ってみたけど膝が痛くてしゃがめない こんなにも足が悪くなっていた…
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定年退職までのエピソード(完)

2013年59歳、会社に在籍中。 10月から「認知症型デイサービス」に通う。 この時は要介護2。 念のため紙パンツを持参して通う。 夫もデイサービスに慣れてきたし、 職員さん達の対応がとても温かく、 このままずっとこの施設で良いと思った。 3月、 「小規模多機能型居宅介護」に空きが出たと連絡が来た。 ようやく認…
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定年までのエピソード6

2012年58歳、休職中。 毎日が休日。 このままで良いとは思っていなかったけど、 暫くはのんびりさせようと思った。 でも会社に行かなくなった事で「周辺症状」が出ると困るので、 先生に相談して通院回数を増やしてもらう事にした。 通院のための外出も良いリハビリになった。 一日中家にいると、自分も何かしよう!と思うのか…
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定年までのエピソード5(休職へ)

初診から4年。 毎年欠かさず行ってた二年参り。 でも、初詣でお参りの仕方を忘れていた 柄杓の使い方をすっかり忘れて、 木魚を叩くようにコンコンと石を叩いた。 新年早々これでは・・・ と気が重くなった。 神棚・仏壇・お墓の区別もつかなくなり、 どこでもパンパンと手…
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定年までのエピソード4

診断されて3年。 流暢に話す事ができる一方、話せる単語が減って、 そして、カテゴリーがなくなってきた。 場所を表す言葉は 「きょうかい」 仕事は 「ぶんせき」 固有名詞は 「もの」 または 「べつのもの」 動詞は 「ボロボロ」 例えば、熱いも冷たいも ボロボロ、 美味しくてもまずくても ボロボロ、 綺麗な夕陽…
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定年までのエピソード3

2008年、55歳になる少し前、 夫は役職から外れる事になった。 それでも頑張って同じ職場に通った。 そして55歳になり、 頑張っている夫に、 誕生日プレゼントと気分転換を兼ねて、 9月4日~6日まで 北海道旅行に連れて行く事にした。 夫は、千歳空港でも大学でも何でも良く覚えていた。 でも、ホテルでのバイキングで…
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定年までのエピソード2、あと6年

若年性認知症と診断され1年。 夫、54歳の出来事。 夫はリハビリの効果がどんどん出て来て、 俺は、『今、出来る事を頑張る!』と、 意欲的に過ごすようになった。 私も奇跡的に治ったりして!と思った。 そして、引き続き管理職のまま仕事を続け、 会議や会食にも出席して、 出張も続けていた。 診断前よりも精神的には…
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診断から定年退職までのエピソード1

いよいよ、定年退職までの話。 2007年7月、53歳。 診断された内容を、 会社の上司や職場の一部の人達に伝え、 管理職のまま仕事を続ける事になった。 診断後も、回数は減ったけど一人で出張にも行っていた。 時間も場所も間違える事がなく、 ・8/22~26 九州 ・9/5 岐阜県  ・10/1 東京 ・10/1…
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エピソード4 初診 

2007年5月、やっと市民病院へ行く。 まずは人間ドックを受ける。 脳ドックで長谷川式の点数が17点、 神経内科医から、 アルツハイマー中期の疑いがあると言われた。 次に行った県立病院の神経内科では、 心配しすぎ!何ともないと言われた。 そして、その次に行った市立病院の精神科では 中期から末期のアルツハイマー…
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エピソード3 

2006年 53歳。 病院に行く半年前。 鞄を家に忘れて会社に行った事があった。 こんな事は今まで一度もなかった。 そして、会社に忘れてくる事もあった。 夫の机の上に「うつ病」の本があった。 この本どうしたの?と訊くと、 ○〇さんが面白いからと貸してくれたと言う。 確かに・・・ うつ病をテーマにしたマンガで面白…
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エピソード2

前兆から診断までの続き・・・ 「50歳から52歳の頃」 ・50歳の誕生日に突然禁煙開始。 それまでは1日50本吸っていた。 ・旅行中、一瞬、自分の名前が書けない事があった。 苗字と名前を続けて書くのは平気なのに、 名前(ファーストネーム)だけと言われて戸惑った。 そんな事ってあるのかと何だか気になった。 ・パ…
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前兆から診断までのエピソード1

もしかしたら夫は、 40代の頃には発病していたのだろうか。 そうだとしたら、 もう20年以上は経っている事になる。 SDは、ゆっくりゆっくり進むのかもしれない。 40歳になった頃の夫は、運転中や考え事をしている時に、 右ももをトントンと同じリズムで叩いたり擦ったりする事があった。 ジーンズの色が左右で違ってしまうの…
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食行動の変化について

意味性認知症の場合、 食行動の変化は早い段階から現れると言われている。 夫の場合も、言葉の問題 【語義失語】 と同時に現れていたが、 10年前は、医師でさえ意味性認知症を知らない人が多く、 最初に連れて行った病院では、 「若年性アルツハイマー」と診断された。 「好みのかたより」 おそらく味の判断力が低下して、 甘…
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相貌失認とは

よく知っている人の顔なのに、 その人の顔の見分けがつかなくなる症状。 これも、意味性認知症の特徴的な症状のひとつ。 でも、医療関係者でもこの特徴を十分に理解している方は、 まだ少ないと言われている。 言葉の障害である「語義失語」は左側頭葉の障害。 一方、 相貌失認は、右側頭葉に萎縮が強い人に現れる症状。 言葉の障害と…
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続・みかんの思い出 (休職を考えるタイミング)

前回の続き。 意味性認知症と診断されてから約4年、 夫は、本当にミカンの食べ方を忘れてしまったのだろうか… そんな当たり前の事が分からなくなるものだろうか。 これは試してみるしかない! 夫にミカンを渡したら、 クルクル回しながら何か考えている様子 で、皮のままパクッ!とかじった {%困…
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みかんの思い出

ミカンを食べる度に思い出すことがある。 まだ夫が会社に行っていた頃の話。 会社から帰って来て、 鞄やポケットの中を確認すると不思議な物が入っていた。 診断されてから4年後くらい、 休職する1年前の事だと思う。 ヘタのまわりをくり抜かれた"河童の頭"のようなミカン・・・ その謎のミカンが、 鞄からコロコロっと出てき…
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ワープロ

今どき珍しいワープロ。 わが家には、夫が20年以上前に買った、 『東芝RUPO』がまだ現役で活躍中。 RUPOの中には、年賀状の住所録が入っていて、 夫が昔、作ったものを毎年私が編集している。 夫はとてもマメな人で、 リストの備考欄には、自分との関係が細かく書いてある。 そのおかげで、私は夫の年賀状を書きながら、 …
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運転免許証更新

もちろん私の運転免許証だが、 あぁ・・・ショック~  更新後は免許証の色が青色になってしまう  それは3年前の違反が原因。 助手席の夫が シートベルトをしていなかった   病院の帰り道、 車を走らせていたら {%ドライブうれしい(ブ…
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10年前の新聞

押し入れの掃除をしていたら、10年前の新聞が出て来た。 捨てる前に広げてみると・・・ テレビ欄には、夫が赤ペンでつけた「丸印」があった。 ・開運なんでも鑑定団 ・チャングムの誓い ・チョナンカン に丸印が付いていた。 あ~懐かしい・・・ そうだった、そうだった。 夫はこの番組を毎週楽しみに見ていた。 平成…
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発病日は・・・

脳梗塞や怪我と違って、認知症は始まった日がわからない。 夫の場合、何かに発病日を記入しなくてはいけない時などは 2003年7月5日頃にしていた。 この時、夫は49歳。 この日は家族旅行に行っていたのだが、 そこで、 『お名前だけ書いてください』 と言われた夫は、 おなまえって何て書くの? と言ったのだ。 私は…
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エアープランツ

夫は53歳の春に、若年性認知症と診断されてからも、 暫くは現職のまま働いていた。 診断された年の10月には、一人で北海道へ出張に行った。 電車や飛行機を乗り継ぎ現地に集合。 仕事の様子はわからないが、時間通りに行き、予定通りに帰ってきた。 今から思えば、色々と不便な事もあったのではないかと思う。 夫は、帰りに…
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不安だった事

2007年、夫は「側頭葉認知症」の疑いがあると言われ検査入院した。 その時私は、  「夫はこれからどうなって行くのでしょうか?」 と担当の先生に訊いてみた。 考えられる症状としては 暴言 暴力 強いこだわり 汚物を触ったり口に入れる 社会的逸脱行為 などと言われて、大変な病気になってしまったと一人で泣いた。 …
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誤字

前回の続きで、診断前の事・・・ 特に顕著に出ていたのは、パソコンの誤字・脱字。 私へのメールも誤字が多く、今で言う「おかんメール」のようだった。 もともと、ユーモアたっぷりの人で私も夫の友人達もその誤字をわざとだと思い笑っていた。  おかんメールとは メールの本文や宛先などを、きちんと見直さない、小さい「っ」や「ゃ」、濁点など…
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タイヤ交換

臆病者の私は、毎年12月になると雪が降っていなくてもタイヤ交換をしている。 もちろん自分で出来ないので車屋さんに交換してもらうのだが、 夫は自分でしていた。 それが、ある時からしなくなった。 いつからか・・・ だいたい50歳前かなぁ? スタンドでしたほうが空気圧をチェックしてもらえるからいいんだ! と言ってたので、…
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初夢

なんと言う事か! 病気になる前の夫に逢う事ができた。 夢の中ではそれが普通であり、私は夫と普通に会話をしている事を全然不思議に感じなかった。 病気がわかった頃、よく夫の夢を見ていた。 ペラペラと喋りスラスラと字を書く姿を見て、  あれ~治った!やっぱり認知症と言われたのは嘘だったんだ よかった、よかった  {%う…
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ノーベル賞

夫は1995年、ノーベル賞で有名なストックホルムのニトロ・ノーベル社で  「ニトロ・ノーベル社賞」 を受賞した。 その時、副賞として頂いたアルフレッド・ノーベルの鉱夫像は夫の宝物 鉱夫像の底には夫の名前と、990till という謎の文字がある。 この像が990番目という事なのか・・・ 私に…
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どうする年賀状

年賀状のCMを見るたび、今年はどうするか悩んでいる。 夫の年賀状に一言書くか、書かないか・・・ それより、出すか出さないか・・・ わが家は毎年夫が版画で年賀状を作っていて、今頃になると準備を始めていた。 なかなか上手くて、「毎年どんな版画が来るのか楽しみにしている」と言われていた。 2010年まではどうにか一人…
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夫の脳はどうなっていたのだろう

夫は初診の頃から左側頭葉の障害で失語症の症状が出ていた。 失語症と言っても声が出ない、喋れないと言う事ではなく ・言葉が理解できない ・文字が書けない ・話せない ・計算ができない ・読めない でも、この症状が出る何年か前から、 メールの誤字・脱字、特に変換ミスが目立っていた。 その頃は、それが病気によるものだ…
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私のイライラ その4

重いテーマすぎて忘れていた。 『 便失禁の処理方法 』 初めてパンツの中の便を見た時はあまりの衝撃で一瞬、時が止まった。 「韓ドラ」風に言えば、アイゴ~ とでも言えば良いのだろうか・・・ でも、心の準備と物の準備があれば少しは救われると思うので体験談を書いておこう。 きっとベテラン介護者の方ならば…
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ルル

今日は愛猫の命日。 14年前の9月15日、夫は里親募集のチラシを見て産まれたばかりの真っ白いメスの仔猫を連れてきた。 夫と同じ巳年生まれのターキッシュバンの仔猫は、トルコのルをとってルルと名付けられた。 ルルはとても臆病で怖がりなのに好奇心旺盛! そして、寂しがりやなのに、心を開くまで時間がかかる。 夫とよく似ていた。 …
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